2022年3月、約600万円分のVYMをほほぼ、一括購入した話です。
VYMとは
「バンガード・ハイディビデンド・イールドETF」のことであり、全米株式のうち平均以上の配当を出す株式で構成される指数に連動し、ティッカーシンボルを「VYM」としています.
低いコストで予想配当利回りが市場平均を上回る大型の優良株400以上の銘柄に分散して投資することができるという上場投資信託です。
素人が400銘柄以上に投資する手間を考えると、プロが格安の手数料で銘柄を選定して、定期的に銘柄入れ替えもしてくれて配当金も出してくれて、値上がり益も狙えるという本当に優良な高配当株ETFなのです。
基本情報
1.設定日は、2006年11月10日(リーマンショックも経験)
2.純資産は日本円で約6兆円(1ドル=138円で計算)という圧倒的
3.経費率は、0.06%という激安
4.10年チャートについては以下のとおりです。
(出典)楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp/
ETFそのものの価値も右肩上がりなのが、分かります。
VYMの特徴
- 経費率0.06%という低コスト運用
- リーマンショックを経験している
- 銘柄数は約400と十分に分散
良い点はたくさんありますが、やはり経費率の低さはありがたいですね。100万円預けても、年間コストが600円ですから、破格ですよね。
また、リーマンショックを経験していることも、信頼性の高い根拠になっています。
VYMの構成銘柄
- 金融関係や生活必需品、ヘルスケアなどの業種が上位。
- 連続増配企業や配当金が高い銘柄。
- 構成銘柄の入れ替えは年に1回行われ、市場平均を上回るように組み入れられている。
(出典)楽天証券:https://www.rakuten-sec.co.jp/
3か月位前に購入したので、だいたいこれくらいです(涙)
ジョンソン&ジョンソン、P&G、エクソンモービルなどは、日本で一度は聞いたことがありますよね。
また、連続増配企業が多いこと、景気に関係なく売上が期待できるセクターが半分ほど占めているので長期投資家である私にはピッタリだと思いました。
VYMを選んだ理由
VYMのデメリットは以下のとおりです。
- ドル転が面倒くさい。(円貨決済は手数料が気に入らない)
- 分配金が振り込まれると日米で課税され、取り戻すためには確定申告が必要となる。
- 課税されるため、投資効率が悪い。
- そもそも、高配当と言えるほど分配金はもらえない
以上のようなデメリットはありますが、私がVYMに対して求めているものは「精神的な余裕」です。
VYMは年に4回(3,6,9,12月の月末)に支払われます。
1年に4回も分配金が頂けるのは、とても嬉しいです。
VYMは高配当個別株より配当が少ない、かつ、VTIやVOOよりも成長性は低いですが、そのことはインカムゲインと同時にキャピタルゲインも狙えるというポジションです。
さらに適宜最適な銘柄に入れ替えも行われますので、それも大事だと思っています。
結論:「完璧」でないVYMが好き
結局、投資に正解はないんですよね。ただ、ブログ的には「資産形成」のカテゴリですから、
「資産形成の最大化」という角度であれば、VYMは微妙なのかな・・・
目的が違えば手法も違う・・・ってことですよね。
自分の性格も、「良いとこどりしたい性格」なんで、やっぱVYMは好きです。
今後も信じて運用して行きたいと思います。
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